何書いたらいいんだよ……。
ぼやきつつ、もうこんな時間。
（べつに仕事じゃあるまいし）なんて心の中で独り言ちてみてもなぁ。
また紘凪にどやされそう。
「400文字くらい。そんなのすぐ」だと？
じゃあ、お前代わりにかいてくれよ、と投げてしまいそうになって、こうしてつらつら。

髪を切った。
めずらしく、予約もしてた。
ほんとはフラッと行って、お願いー！ってできるのが理想なんだけど。
もう10年くらい同じ担当に切ってもらってる。
いつの頃からか、彼抜きではいかん感じになってたけれど、最近、（店変えようかなぁー）とかも思っては、実は、いた。
なんというか、扱いが雑な気もする。自分が仕事なら、そこも手を抜かないな、って思うところもあるけれど、業種も違うし、こんなもんかな？とかおもったり。
いつの頃からか、彼がえらいポジションになったっぽい。どうもその系列店の中でもNo.2とかっぽい。雑誌にも載ってる。この前、ドイツから帰ってきたとか、もっと若かったときは（すげー、俺もいつか…）って刺激ももらえて、そういうところも買ってた。

これで400くらいかぁ。ネタがあると何とか書けるなぁ。こんなこと言ってたら、「そんなん書かないでよっ！」って、つっこまれそう。
…あぁ、続きの話。

そんな美意識高くない。だから、2カ月に1回が平均で、なんかあるときはちょっと感覚狭まるかなぁ、くらいの頻度。けれど、スタッフさんの入れ替わりには気づく。ひさしぶりに新しいアシさん（使い方あってるだろうか？）に洗ってもらったり、下処理（俺は魚かなんかか？）をしてもらったり。

そのアシさんがよかったんだな。なんか丁寧な仕事っぷり。

ここ数年、（こんなもんかな？）と半ばあきらめていたアシさんたちの仕事っぷり。
自身でも人を使うようなって、思うように動かない下にあたることもあって（いや、これは自身の指導力不足なのか？とかいう突っ込みはいつも自問自答なんだが…）、甘くなってる、最終、自分で後処理するし、なんとかするし、という思いもあって、見ぬふりも覚えてきたんだけれど。
（俺も、大人になったなぁ）とか、勝手に妥協（？）してたんだけど。

そのアシさん、久々、よかったんだな。
いつまで続くかなぁ…って意地悪な心の声も感じたけれど、でも、ちょっと興味わいて、
初めて、「何年目？（←あぁ、もっとちゃんと訊いてますよ）」。
3年目だった。

それで思ったこと、センスだよな。

なんと、900字。原稿用紙で作文をひねり出そうとしてる小学生の気持ち、……わかるよ。